太陽は東から昇り、西に沈む繰り返しを行う中で、生きとし生けるものにエネルギーを与えています。  願わず求めず頼らず。 ただ、繰り返しさを活かす。 これが大自然のリズムであり、人間もその法則に沿った時には、そのままで、喜びに満ちている本来の自分が現れるのです 人間は、自分で生きているのではなく、大きな力によって生かされています。 目に見える肉体はなくなってもその魂は尽きることなく後世に受け継がれています

あなたが笑えば、子どもたちが笑う。子どもたちが笑えばおじいちゃん、おばあちゃんも笑う、そうして街が、県が、国がみんな笑顔のなれれは、平和がくる。

笑顔は世界のパスポート。

モンロビア行きの列車

戦後間もない頃、日本人の女子留学生が一人、アメリカのニューヨークに留学した。

戦争直後の、日本が負けたばかりの頃なので、人種差別やいじめにもあった。そして、とうとう栄養失調になってしまい、体にも異変を感じ、病院に行ったところ、重傷の肺結核だと言われた。戦後まもないころ、肺結核は死の病と言われた。

 

思い余って医者に、どうしたらいいか聞いたところ、「モンロビアに行きなさい。そこには素晴らしい設備を持ったサナトリウム(療養所)があるから」と言われた。

 

飛行機がまだ発達していない時代、ロサンゼルス近郊のモンロビアは、ニューヨークから特急列車で5日間もかかる距離だった。当時、汽車賃さえない彼女は、死ぬよりはましだと、恥ずかしい思いをして、知人や留学生仲間に頼み込み、カンパしてもらって、列車のお金を集めた。しかし、食料までは手が回らず、3日分を集めるのがやっとだった。治療費は、日本にいる両親が、家や田畑を売り払ってもなんとかするから、という言葉を証明書代わりに、列車に乗った。

 

列車では、発熱と嘔吐が続き、満足に食事もできなかったが、それでも、とうとう3日目には、食料がつきてしまった。そして、なけなしの最後に残ったお金を出し、車掌にジュースを頼んだ。ジュースを持ってきた車掌は、彼女の顔をのぞきこみ、「あなたは重病ですね」と言った。彼女は、「結核となってしまい、モンロビアまで行く途中ですが、そこまで行けば、もしかしたら助かるかもしれない」、ということを正直に話をした。

 

車掌は、「ジュースを飲んで元気になりなさい。きっと助かる」とやさしい言葉をかけてくれた。翌日の朝、車掌が、「これは私からのプレゼントだ。飲んで食べて、早く元気になりなさい」と言って、ジュースとサンドイッチを持ってきてくれた。

 

4日目の夕方、突然車内に放送が流れた。「乗客の皆さま、この列車には日本人の女子留学生が乗っています。彼女は重病です。ワシントンの鉄道省に電報を打ち、会議してもらった結果、この列車をモンロビアで臨時停車させなさいという指令がきました。朝一番に止まるのは、終着駅のロサンゼルスではありません。」

 

これは、現在で言えば新幹線を臨時停車させるくらい大変なことだ。次の日の夜明け前に、モンロビアに臨時停車し、他の乗客に気づかれないように静かに駅に降りたところ、そこには車椅子を持った看護婦さん達が数人待機していてくれた。

 

車椅子に乗せてもらい行こうとしたら、なぜか列車がざわざわしているので、振り返ってみてびっくりした。一等、二等はもとより、全ての列車の窓と言う窓が開き、アメリカ人の乗客が身を乗り出して口々に何か言っていた。

 

最初は、日本人である自分に何か嫌なことを言っているのかと思ったが、そうではなかった。名刺や、住所や電話番号を書いた紙切れなどに、ドル紙幣をはさんだものが、まるで紙吹雪のように、投げられた。「死んではいけない。きっと助かるから、安心しなさい」、「人の声が聞きたくなったら、私のところに電話をかけてきなさい」、「手紙を書きなさい。寂しかったら、いつでもいいよ」と口々に声をかけてくれていたのだ。彼女は、4.5メートル先に停(と)まっているはずの列車が涙で見えなかったという。

 

結局、3年間入院したが、その間、毎週毎週、見知らぬアメリカ人が見舞いに来てくれたが、これも列車の乗客だった。そして、3年間の膨大な手術費と治療費を払って出ようとしたら、乗客の中の一人のお金持ちがすべて匿名でお金を払った後だった、という。

 

この話は、犬養毅首相の孫の実際のお話です。

 

笑え、笑え、もっと、もっと笑うのに理由はいらない。

      でんでん虫の歌で(替え歌)

 

       全然無視無視全部無視。

        お医者の言うこと全部無視。

          行かない、飲まない、打たせない。

 

       全然無視無視全部よし。

        お医者の言うこと全部良し。

          薬だ、注射だ、寝たきりだ。

 

       全然無視無視全部無視。

        あなたの言うこと全部無視。

          デリヘル、キャバクラ、ギャンブルよ。

 

       全然無視無視全部よし。

        あなたの言うこと全部よし。

          仕事だ、介護だ、これきりだ。

 

       全然無視無視全部無視。

        社長の言うこと全部無視。

          サボりだ、手抜きだ、金やすい。

 

       全然無視無視全部よし。

        社長の言うこと全部よし。

          過労だ、自殺だ、保障なし。

 

    「先寝るぞ。」「安らかにね。」と返す妻。

     骨が減り、友も減ったが口減らず。

     検査後の妻の優しさ、気にかかり。

     欲しかった時間があるが、金はなし。

     友達の元気の良さで、胃潰瘍。

     起きたけど、今日も一日予定なし。

     いびきより、静かな方が気にかかる。

     長生きできれば、死んでいい。

     歳重ね、くしゃみするのも命がけ。

     死んだふり、家族全員気にかけぬ。

     「どっこいしょ。」移動のたびに声を出す。 

     1日が食べて出すだけ繰り返す。

     孫の笑顔は金次第。 

     これ大事、これも大事とゴミ屋敷。

     薬代、食事代より高価なり。 

     アーンして、昔ラブラブ、今食介(護)。

     (施設に)入ってみたが介護をする人をババばかり。

     ガンですか?ハイの返事に言葉なし。

 

 

        18才と81才の違い 

 

       恋に溺れる、風呂で溺れる。 

       心が脆い 、骨がもろい 。

       何も知らない 、何もわからない 

       自分を探す、自分を探させる 

       恋で胸が詰まる、餅で喉が詰まる 

       ドキドキが止まらない、動悸が止まらない

       偏差値が気になる、血糖値が気になる

       道路を暴走する、道路を逆走する

       愛してるか確かめる、生きてるか確かめる。

       歯を磨く、歯を洗う。 

       孤独になりたい、いつでも孤独  。

       お金に困る、お金がわからない。

       髪のお手入れ、かつらのお手入れ。

       朝起きられない。夜、眠れない。 

       一緒に寝たい、一緒に寝たくない。

       ピンクのパンツ、紙おむつ。 

       大学に入る 、施設に入る。

       異性が気になる、トイレが気になる。

       妄想で勃起する、どうしても立たない。

       夢精する、失禁する 。

       歩かない、歩けない。  

       ラブラブ、デブデブ 。

       反抗期、減退期。    

       トイレに並ぶ、男トイレに入る。 

       トイレを我慢、どこでもトイレ。

       一緒が楽しい、一緒が苦痛。

        毎日楽しい、毎日苦しい。

 

何か嫌なことを言っているのかと思ったが、そうではなかった。名刺や、住所や電話番号を書いた紙切れなどに、ドル紙幣をはさんだものが、まるで紙吹雪のように、投げられた。「死んではいけない。きっと助かるから、安心しなさい」、「人の声が聞きたくなったら、私のところに電話をかけてきなさい」、「手紙を書

 

偉人の言葉

 「笑いのない日は、無駄にされた日である。」                                                  チャールズ・チャップリン

 

    「唯一の救いは、ユーモアのセンスだけだ。これは呼吸

        を続ける限りはなくさないようにしよう」 

                       アルべルト・アインシュタイン

 

    「ユーモアというものは機知や滑稽と同じく何かしら我々

  の心を解放するものを持つのみならず、何かしら魂を

  抑揚させようとする何かを持っている         

                      ジークムムント・フロイト 

 

      「笑いは消化を助ける。胃酸よりはるかに聞く。」

                  カント

 

 「笑いに勝る攻撃はない」                                                      マーク・トウエイン

 

 「笑いは 人類の財産である」

                                   フランソワ・ラブレー

 

 「こういうと、ときどき笑われてしまうのですが、私自身、

  友がもっと欲しいとしょっちゅう思っています。私は

  笑顔がきなのです」   ダライラマ

 

   「人類のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明

  せざるを得なかった」 ニーチェ

 

    「もし、私にユーモアがなければ、これほど長く苦しい

  闘いには耐えなれなかったでしょう」 

                                       ガンジー

 

      「笑うと。でないと泣いてしまうから」

                                      ゲーテ

 

      「まだ笑うことができる限り、彼はまだ貧乏ではない」

                                     ヒッチコック

 

 

笑い 笑     近藤勝重:健康川柳 一日一句 医者いらず(幻冬社、2008)

 

     笑いましょ、薬飲むより笑いましょ。       

     あの人の思わぬ笑みに、元気を得。       

     朝起きて、にっこり笑い鏡見る。。           

     泣きなさい、笑いなさいと老け防止。       

     笑うほど、免疫力の増すこころ。          

     数々の苦労を笑って話す人。           

     金よりも、笑顔ばらまくあんた好き。        

     笑ったら、かわいと言われまた笑う。      

     笑ったら、どこかに消えたいやな事。       

      笑わなしゃあない、年の暮れ。

     会う度に「生きとったか」と、笑う友。           

     孫笑う、爺婆笑う、皆笑う。      

     大笑い、心のシワとれすっきりし。        

     悩み事、ないかの如く笑う嫁。         

     顔洗い、ついでに笑顔見ておくか。     

     もう取れぬ、愛想笑いの笑い皺  

 

 

金節
作詞・作曲:添田唖蝉坊  唄:小沢昭一

金だ金かね 金かね金だ
金だ金かね この世は金だ
金だ金だよ 誰が何と言おと
金だ金だよ 黄金万能

金だ力だ 力だ金だ
金だ金金 その金欲しや
欲しや欲しやの顔色目色
見やれ血眼くまたか目色

一も二も金 三・四も金だ
金だ金かね 金かね金だ
金だ明けても 暮れても金だ
夜の夜中の 夢にも金だ

泣くも笑うも 金だよ金だ
バカが賢く 見えるも金だ
酒も金なら 女も金だ
神も仏も 坊主も金だ

坊主可愛や 生臭坊主
坊主頭にまた毛が生える
生えるまた剃るまたすぐ生える
はげて光るは つるつる坊主

坊主抱いてみりゃ
めちゃくちゃに可愛い
尻か頭か 頭か尻か
尻か頭か 見当がつかぬ
金だ金だよ医者っぽも金だ

学者・議員も政治も金だ
金だチップも賞与も金だ
金だコミッションも賄賂も金だ
夫婦・親子の中割く金だ
金だ金だと 汽笛がなれば
鐘もなるなる ガンガンひびく
金だ金だよ 時間が金だ
朝の5時から 弁当箱さげて

ねぼけ眼で 金だよ金だ
金だ工場だ 会社だ金だ
女工・男工・職業婦人
金だ金だと 電車も走る

自動車・自転車・人力・馬力
靴にわらじに ハカマにハッピ
服は新式 サラリーマンの
若い顔やら 気のない顔よ

神経衰弱 栄養不良
だらけた顔して 金だよ金だ
金だ金だよ 身売りの金だ
カゴで行くのは お軽でござる

帰る親父は 山崎街道
与市べえの命と 定九郎の命
勘平の命よ 三つの命
命にからまる サイフのひもよ

小春・治兵衛 横川忠兵衛
沖の暗いのに 白帆がみえる
あれは紀の国 みかんも金よ
度胸どえらい 文左衛門だ

江戸の大火で暴利を占めた
元祖・買い占め・暴利の本家
雪の吉原 大門うって
まいた小判も 金だよ金だ

お宮貫一 金色夜叉も
安田善次郎も 鈴弁も金だ
金だ教育 学校も金だ
大学・中学・小学・女学
語学・哲学・文学・倫理
理学・経済学・愛国の歴史
地理に音楽 幾何学・代数
簿記に修身 お伽に神話

コチコチに固くなった頭へ詰める
金だ金だと むやみにつめる
金だ金だよ 金かね金だ
そうだ金だよ あらゆるものが

動く・働く・舞う・飛ぶ・走る
ベルがペン先が ソロバン玉が
足が頭が 目が手が口が
人が機械か 機械が人か

めったやたらに 輪転機が廻る
金だ金だと うなって廻る
「時事」に「朝日」に「万朝」「二六」
「都」「読売」「夕刊報知」

捨子・かけおち・詐欺・人殺し
自殺・心中・空巣に火つけ
泥棒・二本棒・ケチンボ・乱暴
貧乏・ベラ棒・辛抱は金だ

金だ元から 末まで金だ
みんな金だよ一切・・金だ
金だ金だよ この世は金だ
金・金・金・金 金金金だ